また海なのさ
家の近くに砂浜があるのさ。
朝起きると非常にいい天気だったので、午前中に用事をやっつけて昼過ぎに海へ行った。先週に来たときより海辺の人が増えていた。引き潮で波が割りと高い。遠浅で泳ぎやすそうと思ってたけど、泳ぐのがニガテな私はまちがいなく溺れると思った。
砂浜に打ち上げられたミズクラゲ。こいつは赤い奴と違って毒がないから、ひっくり返したりつついたりして感触を楽しんだ。食べられるそうだけど、あまり食べたい気持ちにならない。
砂浜には赤や茶色の貝殻がたくさん落ちていた。灰色や青いヒトデもたくさん落ちていた。これだけの貝殻の中で、名前が分かるのは悲しいことにアサリとハマグリのみ。時々生きているアサリも何粒か見つけた。砂浜だからいてもおかしくないのだけれど、撒いてるアサリじゃないかなと少し勘ぐってしまう。
ヒトデは二枚貝を食べるから、ここに散らばっている二枚貝の殻はヒトデたちが食い散らかした残骸なんだろうか。他にもコウイカの舟も打ち上げられていた。
大きな巻貝にふたがついていたので、「まだ生きてるのかな」とふたを指で押したら、中身が腐っていたらしく指が貝の腐液まみれになった。悲しかった。

波止場のコンクリートの下にはアメフラシもいた。捕まえて感触を楽しもうとしたけど潮が満ちてきたのであきらめた。近くの大きな水溜りにはハゼやカニがいっぱいいたけど、こちらも潮が満ちてきて分からなくなってしまった。
スケッチ場所を探していたら、ドレッド頭のお兄ちゃんと赤シャツのオッチャンが話しかけてくれた。ちょっと緊張した。
流木に腰掛けて描いてるうちに、潮はどんどん満ちてきて日は西に傾く。泳いでいた人たちもいつの間にか少なくなって、代わりに近所の親子連れの散歩する姿がちらほらと目についた。
あんなに昼過ぎは暑かったのに夕暮れ時は肌寒い。やっぱりまだ初夏。
波の音で聴こえないだろうと、波打ち際を歩きながら好きな歌を思いつくまま歌って帰る。誰も文句言わない。すばらしい。

引き潮のときに砂浜に散らばっていたクラゲやヒトデも、満ち潮に飲み込まれて気が付くと見当たらなくなっていた。
クラゲ、海に帰る。

帰り、電車を待つホームの近くの空き地に待宵草が黄色い花をたくさん咲かせていた。黄色い花と草いきれのかすかなにおい。夏はもうすぐそこだ。

朝起きると非常にいい天気だったので、午前中に用事をやっつけて昼過ぎに海へ行った。先週に来たときより海辺の人が増えていた。引き潮で波が割りと高い。遠浅で泳ぎやすそうと思ってたけど、泳ぐのがニガテな私はまちがいなく溺れると思った。
砂浜に打ち上げられたミズクラゲ。こいつは赤い奴と違って毒がないから、ひっくり返したりつついたりして感触を楽しんだ。食べられるそうだけど、あまり食べたい気持ちにならない。

砂浜には赤や茶色の貝殻がたくさん落ちていた。灰色や青いヒトデもたくさん落ちていた。これだけの貝殻の中で、名前が分かるのは悲しいことにアサリとハマグリのみ。時々生きているアサリも何粒か見つけた。砂浜だからいてもおかしくないのだけれど、撒いてるアサリじゃないかなと少し勘ぐってしまう。
ヒトデは二枚貝を食べるから、ここに散らばっている二枚貝の殻はヒトデたちが食い散らかした残骸なんだろうか。他にもコウイカの舟も打ち上げられていた。
大きな巻貝にふたがついていたので、「まだ生きてるのかな」とふたを指で押したら、中身が腐っていたらしく指が貝の腐液まみれになった。悲しかった。

波止場のコンクリートの下にはアメフラシもいた。捕まえて感触を楽しもうとしたけど潮が満ちてきたのであきらめた。近くの大きな水溜りにはハゼやカニがいっぱいいたけど、こちらも潮が満ちてきて分からなくなってしまった。
スケッチ場所を探していたら、ドレッド頭のお兄ちゃんと赤シャツのオッチャンが話しかけてくれた。ちょっと緊張した。

流木に腰掛けて描いてるうちに、潮はどんどん満ちてきて日は西に傾く。泳いでいた人たちもいつの間にか少なくなって、代わりに近所の親子連れの散歩する姿がちらほらと目についた。
あんなに昼過ぎは暑かったのに夕暮れ時は肌寒い。やっぱりまだ初夏。
波の音で聴こえないだろうと、波打ち際を歩きながら好きな歌を思いつくまま歌って帰る。誰も文句言わない。すばらしい。

引き潮のときに砂浜に散らばっていたクラゲやヒトデも、満ち潮に飲み込まれて気が付くと見当たらなくなっていた。
クラゲ、海に帰る。

帰り、電車を待つホームの近くの空き地に待宵草が黄色い花をたくさん咲かせていた。黄色い花と草いきれのかすかなにおい。夏はもうすぐそこだ。
コメント
いいなー!
海!海行きたーい!自然が恋し。
ほい。また遊びにきんしゃい。
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