和歌山県 龍神温泉
龍神温泉に行ってきました。
高野龍神スカイラインは使わずに金屋町や美山村らへんを通る、国道424号線を行きました。
ぼちぼち葉の白く色付き始めたマタタビの木を見つけながら日高川を遡って行きます。
龍神温泉は、役小角が発見したといわれる温泉で、後に弘法大師が難陀龍王のお告げをうけて広めたと言われています。難陀龍王から名をとって龍神温泉と言われるようになったとの事です。「群馬県の川中温泉・島根県の湯ノ川温泉」と並ぶ、日本三大美人の湯としても有名です。
龍神温泉は最後に入ることにして、まずは龍神村を散策する事にしました。山奥の温泉地だけあって少し秘境の雰囲気が漂っています。今日は人も少ないし、天気も曇りだからでしょうか。
温泉街から車で少し行くと、民家と田んぼの中に茅葺の丸っこい倉があるのを見つけました。
説明書きによると、幕末、紀州方面へ逃れていった天誅組河内勢が捕らえられて(自首した)幽閉された倉だそうです。幽閉されたと言っても天誅組の志士の志に感銘した紀州藩の警備隊長は、客人として篤くもてなしたそうです。捕らえられた天誅組は最後は京都で処刑されますが、そのもてなしに感動した志士たちは天誅倉の柱にめいめいの気持ちを歌った辞世の句を血で書きしるしています。(今は複製)
最近保存のために復元して建て直されています。扉を引くと開いたので中に入りました。
中は板張りで4畳半ほどの広さ。人が中に入るとセンサーが反応して電気がつきます。倉の中にはテレビと丸太で組んだベンチが置いてある、こざっぱりした結構いい部屋。勉強する離れの部屋としては最適そうだ。テレビのスイッチを入れると天誅組と天誅倉にまつわる歴史の20分放送が始まったので、丸太ベンチにかけて勉強しました。丸太がお尻に食い込んでイタイ。
倉は2階建てで、二階には天誅組の年譜や当時の天誅倉の様子を再現したジオラマなどが展示。ここの教育委員会が制作したパンフレットもありました。はた目には農家の米倉ですが内部はなかなかの実力です。
天誅倉を見学してから温泉街にもどりました。1200年の歴史を持つ温泉地だけあって温泉街の雰囲気もどっしりした歴史のある感じ。
紀州藩の藩主が造らせた「上御殿」も現役の温泉宿で、建物は国の文化財指定をうけています。下がっていた表札が「龍神」でした。名字が龍神とはカッコイイですな。
玄関も重厚で立派。木が黒光しています。

あらかじめ手ぬぐいを持って来たので上御殿横の温泉に入りました。入浴料は600円。内風呂二つの他に露天風呂がありました。内風呂の一つはお湯がかけ流しです。お湯の出るところにコップが置いてありました。飲めという事なんでしょうか。飲んでみたらお湯でした。湯上りは肌が少しすべすべになったような気がする。
今日はバイクのツーリング客で男湯が賑わっていたそうです。クマが体を洗っていると、全然知らない人に「今日は寒いからトレーナー持ってきて良かったですね。小山さん」と話しかけられたとの事。クマが振り返るとその人も人違いと気付いたらしく「おっと失礼。」とどこかに行かれたそうですが、浴場で人違いするのってハズいよな。自分の経験上。
高野龍神スカイラインは使わずに金屋町や美山村らへんを通る、国道424号線を行きました。
ぼちぼち葉の白く色付き始めたマタタビの木を見つけながら日高川を遡って行きます。

龍神温泉は、役小角が発見したといわれる温泉で、後に弘法大師が難陀龍王のお告げをうけて広めたと言われています。難陀龍王から名をとって龍神温泉と言われるようになったとの事です。「群馬県の川中温泉・島根県の湯ノ川温泉」と並ぶ、日本三大美人の湯としても有名です。

龍神温泉は最後に入ることにして、まずは龍神村を散策する事にしました。山奥の温泉地だけあって少し秘境の雰囲気が漂っています。今日は人も少ないし、天気も曇りだからでしょうか。
温泉街から車で少し行くと、民家と田んぼの中に茅葺の丸っこい倉があるのを見つけました。

説明書きによると、幕末、紀州方面へ逃れていった天誅組河内勢が捕らえられて(自首した)幽閉された倉だそうです。幽閉されたと言っても天誅組の志士の志に感銘した紀州藩の警備隊長は、客人として篤くもてなしたそうです。捕らえられた天誅組は最後は京都で処刑されますが、そのもてなしに感動した志士たちは天誅倉の柱にめいめいの気持ちを歌った辞世の句を血で書きしるしています。(今は複製)
最近保存のために復元して建て直されています。扉を引くと開いたので中に入りました。
中は板張りで4畳半ほどの広さ。人が中に入るとセンサーが反応して電気がつきます。倉の中にはテレビと丸太で組んだベンチが置いてある、こざっぱりした結構いい部屋。勉強する離れの部屋としては最適そうだ。テレビのスイッチを入れると天誅組と天誅倉にまつわる歴史の20分放送が始まったので、丸太ベンチにかけて勉強しました。丸太がお尻に食い込んでイタイ。
倉は2階建てで、二階には天誅組の年譜や当時の天誅倉の様子を再現したジオラマなどが展示。ここの教育委員会が制作したパンフレットもありました。はた目には農家の米倉ですが内部はなかなかの実力です。
天誅倉を見学してから温泉街にもどりました。1200年の歴史を持つ温泉地だけあって温泉街の雰囲気もどっしりした歴史のある感じ。
紀州藩の藩主が造らせた「上御殿」も現役の温泉宿で、建物は国の文化財指定をうけています。下がっていた表札が「龍神」でした。名字が龍神とはカッコイイですな。

玄関も重厚で立派。木が黒光しています。

あらかじめ手ぬぐいを持って来たので上御殿横の温泉に入りました。入浴料は600円。内風呂二つの他に露天風呂がありました。内風呂の一つはお湯がかけ流しです。お湯の出るところにコップが置いてありました。飲めという事なんでしょうか。飲んでみたらお湯でした。湯上りは肌が少しすべすべになったような気がする。
今日はバイクのツーリング客で男湯が賑わっていたそうです。クマが体を洗っていると、全然知らない人に「今日は寒いからトレーナー持ってきて良かったですね。小山さん」と話しかけられたとの事。クマが振り返るとその人も人違いと気付いたらしく「おっと失礼。」とどこかに行かれたそうですが、浴場で人違いするのってハズいよな。自分の経験上。
手紙
絵の具買った。
合計2万2700円だった。財布見たら2万円しかなかった。びっくりした。
でも、店主さんが2700円負けてくれた。店主さんはお爺さんの姿をした神だな。

今、描いてる50号がもうドロドロです。なんかダメだこりゃと思ってた時、すごくお世話になった先生がくれた手紙を見つけました。
「描くと決めたらウロウロせず、苦しいのも当たり前なんだし自分で引き受けてやりきる。あるいはもう出来んというとこまで追い込むことしかない。しっかりやりましょう。お互い。」
3年前にもらった手紙です。なんか励みになるので壁に貼った。諦めずにやりきろう。
ところで、「ドラえもん」ののび太のママの名前って「片岡玉子」と今日初めて知りました。画家の片岡球子から採ったのか。まぁ、どうでもいい話。
合計2万2700円だった。財布見たら2万円しかなかった。びっくりした。
でも、店主さんが2700円負けてくれた。店主さんはお爺さんの姿をした神だな。

今、描いてる50号がもうドロドロです。なんかダメだこりゃと思ってた時、すごくお世話になった先生がくれた手紙を見つけました。
「描くと決めたらウロウロせず、苦しいのも当たり前なんだし自分で引き受けてやりきる。あるいはもう出来んというとこまで追い込むことしかない。しっかりやりましょう。お互い。」
3年前にもらった手紙です。なんか励みになるので壁に貼った。諦めずにやりきろう。
ところで、「ドラえもん」ののび太のママの名前って「片岡玉子」と今日初めて知りました。画家の片岡球子から採ったのか。まぁ、どうでもいい話。
ホトトギス
昨日の夜、部屋で絵を描いていたらクワックワッと鳴くカエルの声に混じってホトトギスが鳴いているのを聞きました。今年の初ホトトギスです。
昔、夜にホトトギスが鳴くのを聞くと「今日も鳴くのがへたくそなウグイスが夜に鳴く練習しているんだな。」と思っていました。
今日も鳴くかな。また聞けるといいなぁ。
昔、夜にホトトギスが鳴くのを聞くと「今日も鳴くのがへたくそなウグイスが夜に鳴く練習しているんだな。」と思っていました。
今日も鳴くかな。また聞けるといいなぁ。
和歌山県1 生石高原
友達揃って3人で有田の生石高原と湯浅に行きました。
生石高原は去年の秋に行って、ススキの波打つ風景を見ました。今は季節が初夏なのでススキはまだ若葉だろうけど、高原からの眺めはいいし、寝転びながらだらけるには丁度良い。
有田はミカンの産地なので、高原に向う途中窓を開けるとミカンの花のいいにおいが入ってきます。
生石高原にはお昼に到着しました。
ススキはまだ若く、去年のススキの穂は刈り取られて手入れがなされていました。ススキの緑に混じってツツジの紫や赤がちらほら見えます。地面には濃い紫のスミレがたくさん咲いています。ススキの間にはイタドリのやワラビ、ナデシコ何かが生えていて、他にもナルコユリやチゴユリ、小型カンアオイを見つけました。どの植物も平地で見かけるよりやや小型で可愛らしい感じです。ウグイスの鳴き声や啄木鳥の木を叩く音もよく響いていました。
秋に来た時はススキしか目に入らなかったけど、ススキに混じってたくさんの植物が生えていて初夏の生石高原は賑やかです。
せっかくなので高原の一番高いところまで歩いていく事にしました。
高原は人もほとんど見かけず、丘の上は空にとても近かった。青く連なる山々が見渡せます。光の具合で山の骨組みがはっきり分かる。
芝が座ったり寝転ぶのに丁度よく生えているのでお昼をここで広げました。ただ、高原というだけあって、空が曇ると涼しいを通り越して寒い。
丘の上でお昼を食べ、寒さにやや震えながらのんびりして、散歩がてら大きな白い岩の所まで歩いていきました。
友達が持参のボールとグローブでキャッチボールを始めました。ボールをとり損ねると谷底に転落してしまうので危険です。
高原で転げまわっているとなんだかせいせいしました。時間もまだまだあるし、去年高原の案内板に書かれていた「くま園」が非常に気になっていたので足をのばす事にしました。
くま園は看板が朽ち果て、入り口のレストランも廃墟と化して、入るには勇気のいる雰囲気を漂わせていました。映画だったら檻を破って逃げたクマがここで襲ってくるはずだ。
でもクマの変わりに茶色い野うさぎが一匹ひょっこり現れ、私たちを見つけると走り去って行きました。
草の茂る道を行くと荒れた広場に檻が二つあって、そこに2頭のクマがしょんぼりといました。呼びかけても反応もなく、私たちの後からやってきたヨボヨボのおばぁさんが与えたリンゴをしょんぼりかじっていました。
横の囲いにはイノシシがブウブウいいながら横たわっています。
くま園の近くの鶏牧場にも寄りました。私たちを見ると、首の羽毛のむしられた肌もあらわな雄鶏がたくさん寄ってきました。痩せた犬が尻尾をまるめてしきりに吠え掛かってきます。
天気が急に悪くなって、雨がポツポツ降って来ました。
急にアンニュイな気分になってしまいました。
生石高原は去年の秋に行って、ススキの波打つ風景を見ました。今は季節が初夏なのでススキはまだ若葉だろうけど、高原からの眺めはいいし、寝転びながらだらけるには丁度良い。
有田はミカンの産地なので、高原に向う途中窓を開けるとミカンの花のいいにおいが入ってきます。
生石高原にはお昼に到着しました。
ススキはまだ若く、去年のススキの穂は刈り取られて手入れがなされていました。ススキの緑に混じってツツジの紫や赤がちらほら見えます。地面には濃い紫のスミレがたくさん咲いています。ススキの間にはイタドリのやワラビ、ナデシコ何かが生えていて、他にもナルコユリやチゴユリ、小型カンアオイを見つけました。どの植物も平地で見かけるよりやや小型で可愛らしい感じです。ウグイスの鳴き声や啄木鳥の木を叩く音もよく響いていました。
秋に来た時はススキしか目に入らなかったけど、ススキに混じってたくさんの植物が生えていて初夏の生石高原は賑やかです。
せっかくなので高原の一番高いところまで歩いていく事にしました。

高原は人もほとんど見かけず、丘の上は空にとても近かった。青く連なる山々が見渡せます。光の具合で山の骨組みがはっきり分かる。
芝が座ったり寝転ぶのに丁度よく生えているのでお昼をここで広げました。ただ、高原というだけあって、空が曇ると涼しいを通り越して寒い。

丘の上でお昼を食べ、寒さにやや震えながらのんびりして、散歩がてら大きな白い岩の所まで歩いていきました。

友達が持参のボールとグローブでキャッチボールを始めました。ボールをとり損ねると谷底に転落してしまうので危険です。
高原で転げまわっているとなんだかせいせいしました。時間もまだまだあるし、去年高原の案内板に書かれていた「くま園」が非常に気になっていたので足をのばす事にしました。

くま園は看板が朽ち果て、入り口のレストランも廃墟と化して、入るには勇気のいる雰囲気を漂わせていました。映画だったら檻を破って逃げたクマがここで襲ってくるはずだ。
でもクマの変わりに茶色い野うさぎが一匹ひょっこり現れ、私たちを見つけると走り去って行きました。
草の茂る道を行くと荒れた広場に檻が二つあって、そこに2頭のクマがしょんぼりといました。呼びかけても反応もなく、私たちの後からやってきたヨボヨボのおばぁさんが与えたリンゴをしょんぼりかじっていました。

横の囲いにはイノシシがブウブウいいながら横たわっています。

くま園の近くの鶏牧場にも寄りました。私たちを見ると、首の羽毛のむしられた肌もあらわな雄鶏がたくさん寄ってきました。痩せた犬が尻尾をまるめてしきりに吠え掛かってきます。
天気が急に悪くなって、雨がポツポツ降って来ました。
急にアンニュイな気分になってしまいました。
和歌山県2 フレンドリー湯浅
雨が降ってきた上、アンニュイな気分になったまま車に戻るとまだ3時過ぎ。
帰るのにも早いけど、かといって天気も悪いので海や山はよろしくない。予定だったら白崎海岸に寄ろうと思っていたけど今回はパスして湯浅に立ち寄ってみることにしました。
湯浅は醤油作りで有名な町です。熊野街道に沿って古くから栄えた街なので熊野街道ゆかりの石碑や史跡を見ることが出来ます。
他にも小泉八雲の「稲むらの火」の舞台になったのもこの町です。深専寺の前には「大地震津なみ心得の碑」が建っています。
町役場に車を置いて、まずはJR湯浅駅まで歩いていきます。駅前に公衆トイレがありますが、その前に日の丸扇を持った紀伊国屋文左衛門の銅像があります。自信満々でどこかを指差しています。
湯浅駅は古くてボロイ駅ですが地元になじんでいる感じで良い。駅前の古い土産物屋風売店では中学生っぽい男の子たちがアイスを買っていました。有名な醤油蔵は最後に行く事にして、昭和で時間が止まったような商店街や町並みを散策する事にしました。
湯浅の町並みは、路地に入ると思いがけず古くて味のある民家や店に出会うことが出来るので面白い。喫茶店や食堂、パチンコ屋(もうやってなかったけど)みんな私が小さかった時に見た懐かしい店構えです。商店街の電灯も蛍光灯部分にUFOみたいな垢抜けないデザインの施されたモノが被されています。
店や家のヒサシにはツバメが巣を作ってしきりに雛にエサを運んでいました。雛の元気な鳴き声がいたるところで聞こえます。
しばらく歩くと広川河口にかかる広橋に出ました。湯浅は白魚漁も盛んだそうです。水門近くに漁船がたくさん止められていたので寄ってみました。
波止場近くでは犬をつれた漁師と思しきおっちゃんがベンチに腰掛けて話に花を咲かせています。多分釣りの話かな。
おっちゃんの連れてきた犬がフレンドリーで撫でるとどこまでも付いてきました。波止場の石垣は平安時代に作られた年季モノだそうで、紀伊国屋文左衛門もかつて利用したとの立て札がありました。横には小さな社も建っています。水は淀んでいて牡蠣の殻やら古道具何かが沈んでいました。
夕暮れ時だったので河口の水面がキラキラ光っています。船と海と犬ののんびりしたいい風景です。
波止場を後にして醤油蔵の残る町並みを目指します。波止場周辺は絵に思わず描きたくなるような魚屋がたくさんあって、鯵の干物やなんかの蒲焼が店先に無造作にならべられていました。
紀州犬風の野良犬(飼い犬か)をよく見かけます。あと、レンガ作りの現役の銭湯を見つけたときは驚いた。
醤油蔵に行く途中、熊野街道を通りました。今は商店街です。どこからともなく夕ご飯を作るいいにおいが漂ってきます。なんか程よく気の抜けたいい町やなぁ。と歩いていていると自転車を押したおっちゃんが追いかけてきました。この先に昔の民家を改造したいい休憩所があるので寄ってみるといいとのこと。これを伝えたいがためにわざわざ追いかけて来てくれたらしい。私たちにその事を伝えると自転車に乗って颯爽と去っていかれました。
熊野古道の石碑が建つ駄菓子屋の前で、醤油蔵への行き方を通りすがりのおばぁちゃんに尋ねました。
「この道をずーっと行って左にチュッと曲がりや。途中に細いわけ分からん道があるけどいったらあかんで」と踊りみたいなジェスチャー付きで力説してくれます。途中で「分かりました。ありがとうございます。」と言わなければ最後まで案内してくれそうな勢いでした。
おばぁちゃんの言うとおり道をチュッと曲がると蔵の裏側に出ました。醤油の香ばしいにおいが漂ってきます。湯浅の民家前にはガラスケースにキセルや小瓶、トンボ玉などの骨董品が展示されていてじっくり見ると面白い。路地に入ると大正時代の銭湯も残っています。
通りすがりのコワモテのおっちゃんが親切に醤油蔵の中を見学させてくれました。
今日会う人はみんな親切です。私たちが湯浅観光ムードを必要以上に放っていたからでしょうか。
醤油屋さんで友達が醤油の小瓶を一瓶買いました。車に戻るとどこからともなく、かまやつひろしの「我が良き友よ」の下手くそなカラオケが聞こえてきました。
ゆるい、いい感じの一日でした。
帰るのにも早いけど、かといって天気も悪いので海や山はよろしくない。予定だったら白崎海岸に寄ろうと思っていたけど今回はパスして湯浅に立ち寄ってみることにしました。
湯浅は醤油作りで有名な町です。熊野街道に沿って古くから栄えた街なので熊野街道ゆかりの石碑や史跡を見ることが出来ます。
他にも小泉八雲の「稲むらの火」の舞台になったのもこの町です。深専寺の前には「大地震津なみ心得の碑」が建っています。
町役場に車を置いて、まずはJR湯浅駅まで歩いていきます。駅前に公衆トイレがありますが、その前に日の丸扇を持った紀伊国屋文左衛門の銅像があります。自信満々でどこかを指差しています。

湯浅駅は古くてボロイ駅ですが地元になじんでいる感じで良い。駅前の古い土産物屋風売店では中学生っぽい男の子たちがアイスを買っていました。有名な醤油蔵は最後に行く事にして、昭和で時間が止まったような商店街や町並みを散策する事にしました。

湯浅の町並みは、路地に入ると思いがけず古くて味のある民家や店に出会うことが出来るので面白い。喫茶店や食堂、パチンコ屋(もうやってなかったけど)みんな私が小さかった時に見た懐かしい店構えです。商店街の電灯も蛍光灯部分にUFOみたいな垢抜けないデザインの施されたモノが被されています。

店や家のヒサシにはツバメが巣を作ってしきりに雛にエサを運んでいました。雛の元気な鳴き声がいたるところで聞こえます。
しばらく歩くと広川河口にかかる広橋に出ました。湯浅は白魚漁も盛んだそうです。水門近くに漁船がたくさん止められていたので寄ってみました。

波止場近くでは犬をつれた漁師と思しきおっちゃんがベンチに腰掛けて話に花を咲かせています。多分釣りの話かな。
おっちゃんの連れてきた犬がフレンドリーで撫でるとどこまでも付いてきました。波止場の石垣は平安時代に作られた年季モノだそうで、紀伊国屋文左衛門もかつて利用したとの立て札がありました。横には小さな社も建っています。水は淀んでいて牡蠣の殻やら古道具何かが沈んでいました。
夕暮れ時だったので河口の水面がキラキラ光っています。船と海と犬ののんびりしたいい風景です。

波止場を後にして醤油蔵の残る町並みを目指します。波止場周辺は絵に思わず描きたくなるような魚屋がたくさんあって、鯵の干物やなんかの蒲焼が店先に無造作にならべられていました。

紀州犬風の野良犬(飼い犬か)をよく見かけます。あと、レンガ作りの現役の銭湯を見つけたときは驚いた。
醤油蔵に行く途中、熊野街道を通りました。今は商店街です。どこからともなく夕ご飯を作るいいにおいが漂ってきます。なんか程よく気の抜けたいい町やなぁ。と歩いていていると自転車を押したおっちゃんが追いかけてきました。この先に昔の民家を改造したいい休憩所があるので寄ってみるといいとのこと。これを伝えたいがためにわざわざ追いかけて来てくれたらしい。私たちにその事を伝えると自転車に乗って颯爽と去っていかれました。
熊野古道の石碑が建つ駄菓子屋の前で、醤油蔵への行き方を通りすがりのおばぁちゃんに尋ねました。

「この道をずーっと行って左にチュッと曲がりや。途中に細いわけ分からん道があるけどいったらあかんで」と踊りみたいなジェスチャー付きで力説してくれます。途中で「分かりました。ありがとうございます。」と言わなければ最後まで案内してくれそうな勢いでした。
おばぁちゃんの言うとおり道をチュッと曲がると蔵の裏側に出ました。醤油の香ばしいにおいが漂ってきます。湯浅の民家前にはガラスケースにキセルや小瓶、トンボ玉などの骨董品が展示されていてじっくり見ると面白い。路地に入ると大正時代の銭湯も残っています。

通りすがりのコワモテのおっちゃんが親切に醤油蔵の中を見学させてくれました。
今日会う人はみんな親切です。私たちが湯浅観光ムードを必要以上に放っていたからでしょうか。
醤油屋さんで友達が醤油の小瓶を一瓶買いました。車に戻るとどこからともなく、かまやつひろしの「我が良き友よ」の下手くそなカラオケが聞こえてきました。
ゆるい、いい感じの一日でした。
奈良県 天川村 御手洗渓谷
新緑も濃さを増し、山も色とりどりの花に代わって、白い色の花が目立つようになってきました。
一年を通じて一番好きな季節がやってきます。
初夏を迎える山と川を見たくなったので、今日は奈良県天川村の御手洗渓谷に行って来ました。

今日は絵の道具も持っていったけど風景を見ながらぼーっとするつもり。
御手洗渓谷は橋や遊歩道があるので気軽にハイキングが楽しめます。でもどちらかというとハイキングや山登りはあまり好きではありません。なので、風景の良い手軽な所まで歩いて行って弁当広げてだらけることにしました。
御手洗渓谷は雨があまり降っていなかったためか、水量は多くはありませんでしたが、水は透き通っていて非常にきれいです。アマゴらしき魚の影も何匹か見かけました。
切り立った断崖からはヒバが岩にしがみつくように生えています。垂れさがった木の枝振りやねじ曲がった幹が大変力強い。湧くように茂る木の葉の緑がまぶしい。木の種類によって木の葉の緑も様々なバリエーションです。
木の種類や名前、特徴に詳しかったらもっと面白いと思います。図鑑をみて勉強しようかな。
橋を渡り遊歩道を少し行くと、白い滑らかな大岩のある滝の上部にでます。ここで弁当を食べたらおいしいだろうと腰をおろしかけると、カメラを持ったじいさんに声を掛けられました。
滝と人物の構図の写真を撮りたいらしく、滝の前に立ってくれといわれたので立つと「水辺にかがんで自然なポーズをとって欲しい」と言われました。相手はじいさんだしすぐ撮って終わるかなと思って言うとおり座ったら、じいさんは仲間を呼びました。そんなこんなでポーズを指示されつつ、30分強モデルをさせられた。望遠レンズを持った3人のじいさんに囲まれてこの場所にそぐわないポーズをとる自分がキモイ。

ご協力ありがとうございました。とようやく解放されて持参の弁当を広げると、背後でまた視線を感じました。弁当食べてる所も撮られてんのかなと思って振り返ったら、私たちが持参してきたデジカメを撮影していました。
デジカメと若葉の風景、デジカメと水の流れなど真剣な面持ちでデジカメを接写するじいさん達の狙いがよくわからん。
今日撮った写真はまた送ってくれるそうですが、一体何が写っていることやら。
ここに留まって、またじいさんに捉まるのもアレなので、お昼を食べたら洞川に移動しました。温泉街を流れる川にニジマスがいます。
えさ用のパンの耳がいつも置いてあるのに今日はありませんでした。えさをあげられなくてガッカリしているうちに眠気が襲ってきたので、
竜泉寺前に車を止めて結局夕方5時まで昼寝をしてしまいました。
起きると寝過ぎの頭痛がした。
一年を通じて一番好きな季節がやってきます。
初夏を迎える山と川を見たくなったので、今日は奈良県天川村の御手洗渓谷に行って来ました。

今日は絵の道具も持っていったけど風景を見ながらぼーっとするつもり。
御手洗渓谷は橋や遊歩道があるので気軽にハイキングが楽しめます。でもどちらかというとハイキングや山登りはあまり好きではありません。なので、風景の良い手軽な所まで歩いて行って弁当広げてだらけることにしました。
御手洗渓谷は雨があまり降っていなかったためか、水量は多くはありませんでしたが、水は透き通っていて非常にきれいです。アマゴらしき魚の影も何匹か見かけました。

切り立った断崖からはヒバが岩にしがみつくように生えています。垂れさがった木の枝振りやねじ曲がった幹が大変力強い。湧くように茂る木の葉の緑がまぶしい。木の種類によって木の葉の緑も様々なバリエーションです。
木の種類や名前、特徴に詳しかったらもっと面白いと思います。図鑑をみて勉強しようかな。
橋を渡り遊歩道を少し行くと、白い滑らかな大岩のある滝の上部にでます。ここで弁当を食べたらおいしいだろうと腰をおろしかけると、カメラを持ったじいさんに声を掛けられました。
滝と人物の構図の写真を撮りたいらしく、滝の前に立ってくれといわれたので立つと「水辺にかがんで自然なポーズをとって欲しい」と言われました。相手はじいさんだしすぐ撮って終わるかなと思って言うとおり座ったら、じいさんは仲間を呼びました。そんなこんなでポーズを指示されつつ、30分強モデルをさせられた。望遠レンズを持った3人のじいさんに囲まれてこの場所にそぐわないポーズをとる自分がキモイ。

ご協力ありがとうございました。とようやく解放されて持参の弁当を広げると、背後でまた視線を感じました。弁当食べてる所も撮られてんのかなと思って振り返ったら、私たちが持参してきたデジカメを撮影していました。
デジカメと若葉の風景、デジカメと水の流れなど真剣な面持ちでデジカメを接写するじいさん達の狙いがよくわからん。
今日撮った写真はまた送ってくれるそうですが、一体何が写っていることやら。
ここに留まって、またじいさんに捉まるのもアレなので、お昼を食べたら洞川に移動しました。温泉街を流れる川にニジマスがいます。

えさ用のパンの耳がいつも置いてあるのに今日はありませんでした。えさをあげられなくてガッカリしているうちに眠気が襲ってきたので、
竜泉寺前に車を止めて結局夕方5時まで昼寝をしてしまいました。
起きると寝過ぎの頭痛がした。

白浜土産
午後から
50号
五月の連休で竹の子の出荷も無事修了。今日山の畑に草引きに行ったらミカンの花が満開でした。うちの地域は竹の子とミカンが特産品なのでミカンの木もたくさん植えています。
ミカンの花、めちゃくちゃいいにおい。こういうにおいの入浴剤があったら間違いなく買ってまうと思う。
今50号で鶏頭を描いています。一昨年、緑化キャンペーンで鶏頭の種をもらいました。庭にまいたら私の背丈ほど大きくなりました。立派な花が咲くかなぁと楽しみにしていたけど、咲いた花は親指ぐらいでしょぼかった。
でも、花をつける前の鶏頭の苗がぐんぐん大きくなっていく様子が面白かったので描きました。制作でも成長していく力強さを秘めた鶏頭の若木にしたいです。

ミカンの花、めちゃくちゃいいにおい。こういうにおいの入浴剤があったら間違いなく買ってまうと思う。
今50号で鶏頭を描いています。一昨年、緑化キャンペーンで鶏頭の種をもらいました。庭にまいたら私の背丈ほど大きくなりました。立派な花が咲くかなぁと楽しみにしていたけど、咲いた花は親指ぐらいでしょぼかった。

でも、花をつける前の鶏頭の苗がぐんぐん大きくなっていく様子が面白かったので描きました。制作でも成長していく力強さを秘めた鶏頭の若木にしたいです。

奈良県 長谷寺・デッサン合宿
初日は晴れで二日目は一日中雨でした。
長谷寺は牡丹が満開で境内は牡丹を見に来た人でいっぱいでした。でも脇道に入るとあまり人も来ずじっくり落ち着いて描く事が出来ました。
回廊で延々ながされてる長谷寺の由緒、ずっと聞き続けて覚えてしまいました。
日中はずっと長谷寺で写生。宿に帰ってからお風呂入ってご飯食べて、夜10時まで合評です。合評が終われば先生の部屋で酒盛りです。
なんというか一日が濃く非常に充実していました。
初日、晴天の下で描いた長谷寺の回廊。

合評では、回廊の瓦の白が飛んでる。赤い牡丹の色をもっと鮮やかに。でも屋根の重さやその場のにおいは感じられて良いとのことでした。
雨の中描いた長谷寺の回廊入り口。

屋根は良い。でもそれを支える柱をもっとしっかり。回廊の地面がもっと登っていく感じを出す。あと背景もすこし入れたほうが良い。とのことでした。
この絵はもう少し描きたかった。
長谷寺の二日間はとても刺激になりました。何でももっとよく見て描かないと。という事を痛く実感しました。
長谷寺は牡丹が満開で境内は牡丹を見に来た人でいっぱいでした。でも脇道に入るとあまり人も来ずじっくり落ち着いて描く事が出来ました。
回廊で延々ながされてる長谷寺の由緒、ずっと聞き続けて覚えてしまいました。
日中はずっと長谷寺で写生。宿に帰ってからお風呂入ってご飯食べて、夜10時まで合評です。合評が終われば先生の部屋で酒盛りです。
なんというか一日が濃く非常に充実していました。
初日、晴天の下で描いた長谷寺の回廊。

合評では、回廊の瓦の白が飛んでる。赤い牡丹の色をもっと鮮やかに。でも屋根の重さやその場のにおいは感じられて良いとのことでした。
雨の中描いた長谷寺の回廊入り口。

屋根は良い。でもそれを支える柱をもっとしっかり。回廊の地面がもっと登っていく感じを出す。あと背景もすこし入れたほうが良い。とのことでした。
この絵はもう少し描きたかった。
長谷寺の二日間はとても刺激になりました。何でももっとよく見て描かないと。という事を痛く実感しました。
5月
今日、仕事帰りに街の画材屋に寄りました。
連休初日という事もあり、デパート前や飲食店は人でごった返していました。子供の泣き叫ぶ声をいたるところで耳にしました。
5日、6日の土日は奈良県・長谷寺のデッサン合宿に参加させてもらいます。
おととしのデッサン合宿も長谷寺・室生寺でした。好天に恵まれた上、牡丹も石楠花も満開で観光客もアホほどいました。色んな人に声をかけられて忍耐力が鍛えられました。
今年は雨という事でお客さんも少なめだと嬉しいけど、雨だとちょっと描きにくそうです。
デッサン合宿は皆で描くので緊張感があってよい。雨、あんまり降らないといいなぁ。
連休初日という事もあり、デパート前や飲食店は人でごった返していました。子供の泣き叫ぶ声をいたるところで耳にしました。
5日、6日の土日は奈良県・長谷寺のデッサン合宿に参加させてもらいます。
おととしのデッサン合宿も長谷寺・室生寺でした。好天に恵まれた上、牡丹も石楠花も満開で観光客もアホほどいました。色んな人に声をかけられて忍耐力が鍛えられました。
今年は雨という事でお客さんも少なめだと嬉しいけど、雨だとちょっと描きにくそうです。
デッサン合宿は皆で描くので緊張感があってよい。雨、あんまり降らないといいなぁ。


