よ日記

伊勢旅行 二日目

伊勢旅行二日目。今日は午前中に伊勢神宮外宮近くにある河崎という古い町並みを訪ね、午後からはちょうど今日十一面観音のご開帳がある近長谷寺と田宮寺をまわる予定。

朝8時半に宿を出発。9時過ぎに河崎到着。河崎は伊勢にお参りするおかげ参りの人々で江戸時代に大繁栄した街です。20070220000608.jpg

町並みの横には勢田川流れており水運を利用した交易が盛んだったそうです。現在トラックが水運にとって代わってから河崎の町は寂れてしまったそうですが、かつて繁栄した時の面影を今もいたるところに見つけることが出来ます。20070220000632.jpg

町中にある伊勢河崎商人館は老舗の酒問屋を修復したもので中を見学する事ができます。この酒問屋も本当は取り壊されてマンションになる予定だったそうですが地元の人達の運動で取り壊しを免れ記念館として公開されています。事務局の方に聞くと昭和50年代までは川辺の家もたくさん残っていたそうですが、川の護岸工事のためほとんどが取り壊されてしまったとのこと。大正時代の当時の写真も見せてもらいましたがこの町並みが今でも残っていたら本当に素晴らしかっただろうにと思いました。20070220000646.jpg

日本の古い町並みはほとんど平入りですが、河崎は屋根のシルエットがノコギリの歯のような妻入りの町並みです。(後で調べると伊勢神宮の御正殿の平入りに遠慮して妻入りにしたそうです。)黒く塗られた外囲いがどっしりとしてカッコイイ。時間も少し余裕があったので河崎の川辺をスケッチしました。20070220000702.jpg


午後1時に河崎を後にして十一面観音のご開帳を拝観するため田宮寺に向いました。観音日なので田宮寺はお祭りの最中。十一面観音像は・・・遠くてよく拝めませんでした。

2時ごろ遅めの昼食をとり近長谷寺へ。伊勢の観音様は奈良の長谷寺のご本尊の十一面観音立像スタイルの十一面観音像が点在しています。このお寺の観音様も長谷寺スタイル。田宮寺も長谷寺スタイル。なぜだ。

近長谷寺へ行く途中、普賢菩薩と十一面観音をおまつりする普賢寺に立ち寄りました。普賢菩薩坐像は平安初期の作で重文です。平安初期らしくお顔立ちのハッキリした肉感のある仏様です。京都の東寺の普賢菩薩と作風が似ているので作者が師弟関係にあったのではと考えられているそうです。平安初期の仏像は大好きです。
お寺の方が今日は特別に京都の美術院が普賢菩薩像を修復した時の修繕箇所を記載した図や修復・耐震補強を行った時の写真を見せて下さいました。すごく貴重な体験ができて嬉しい。

これはお寺でいたネコ。20070220000734.jpg


その後十一面観音を拝観してお寺を出たら3時過ぎ。急がないと近長谷寺のご開帳が終わってしまいそう。

そんな中、もう一つ金剛座寺というお寺にも立ち寄りました。お寺へ続く参道がいい感じだったのでなんとなく立ち寄ったのですが、そこのご住職がものすごく熱心な方でした。20年間東京でお仕事をしながら仏教を勉強、比叡山で 阿闍梨の戒を受け10年前に無住だった金剛座寺の住職となりお寺の中興に励んでいるそうです。普通お寺は世襲制と思っていましたがこんな熱心な方が住職になればもっと他の寺も面白くなるのにと思いました。
お寺の歴史、仏教美術のことなど色々しゃべるうちに気が付けばもう日没になっていました。最後に金剛座寺の山頂の展望台に案内してもらいました。夕暮れの伊勢湾がとてもきれいでした。20070220000512.jpg


そんなこんなで結局近長谷寺には参拝できませんでしたが伊勢旅行2日目は寄り道した所が全部面白かった。

夕方5時半に金剛座寺を出発。自宅には夜8時ごろ到着。一泊二日の短い旅でしたがなかなか収穫のある旅でした。というわけでおわり。

伊勢旅行一日目

伊勢旅行に行ってきました。一泊二日で伊勢周辺の町並みを見たりお寺にお参りしたりする予定です。18日はちょうど観音日なので秘仏のご開帳もあるかもしれません。

一日目
朝5時半に出発。今日は午前中に鳥羽水族館を見て、午後は朝熊山の金剛證寺を参拝するつもり。

午前8時
はりきって朝早く出発したのでもう鳥羽水族館についてしまった。水族館は開館が9時なのでそれまでやることがない。近くの喫茶店で朝ごはんを食べて時間をつぶす。

午前9時
水族館開館。一番乗りと思ってたらもう20人ほどお客が来てた。入場券を購入。入り口のメガマウスザメ(口がめちゃくちゃでかいサメ)の剥製と記念写真を撮って館内見学。

ラッコ。寝ていました。
20070220000226.jpg


おじいちゃん。水槽の魚にうっとり。
20070220000443.jpg


マナティー。正面から見ると口がおしりの形です。
20070220000300.jpg


黄色いフグ。色鮮やかで見てると目がチカチカします。
20070220000321.jpg


ガマさん。右のガマの頭の上に乗ってる黄色い物は葉っぱです。
20070220000426.jpg


水槽のスナメリはお客さんにかまってもらいたいのかガラスに鼻をくっつけたりして愛想を振りまいていました。水族館の海獣ショーで初めてセイウチに触りました。ひげは硬く体は弾力があってゴムまりみたいでした。20070220000354.jpg

他によちよち歩くもペンギンの行進やえさが欲しいペリカンなど見所たくさんで面白かった。

水族館のショーも全部見て展示水槽をかなりじっくり見てまわったので水族館を出たのは午後1時。水族館近くの昭和の観光地のにおいが残る旅館街で昼食。ご飯を食べてから朝熊山の金剛證寺へ。

朝熊山の金剛證寺は伊勢神宮の鬼門にあたる1400年の歴史がある弘法大師ゆかりの寺です。本堂の摩尼殿は、国の重要文化財に指定されています。内陣は現在400年ぶりに参拝者に公開されていますが、内陣は柱から天蓋にいたるまでキンキラキンでした。個人的には床に敷いていたホットカーペットがありがたかった。ただあいにくの雨のためか参拝客はほぼゼロ。行き道の伊勢志摩スカイラインは有料だし伊勢神宮がメジャーなのであまり訪れる人がいないのか。
ところで金剛證寺には死者の魂が集まってくる場所という事で奥の院には霊を供養するためのたくさんの卒塔婆が立っています。
20070220000553.jpg
大きさも人の身長をはるかに超えた大きなものばかりです。隙間なくびっしりと並べられた卒塔婆は遠くから見ると一枚の壁に見えます。それが参道にそってずっと続いていきます。20070220000539.jpg

卒塔婆は風雨にさらされて時代が経たものに見えますが書かれた年代をみると全部平成10年以降のものでした。(あとで調べると6年ごとに入れ替わるそうです)卒塔婆どうしはすごく大きいので針金などでお互いを固定しています。新しい卒塔婆にはその針金に故人の大切にしていた人形、杖などの遺品がかけられていました。雨が降っていたせいか奥の院には異世界の雰囲気が漂っていました。

朝熊山を後にして時計をみると4時頃。最後に伊勢神宮の内宮にお参りしました。時間も結構遅いし雨足も強くなってきたのにもかかわらず伊勢神宮は多くの参拝客で賑わっていました。伊勢神宮の社殿は20年に一度建て直されますがその関係のお祭りがあるのか宮司さんの行列に出会いました。20070220000717.jpg
伊勢神宮は何度もお参りしているけれどいつ来ても神聖で厳格な雰囲気があります。お参りするときも背筋がシャンとします。普通神社は朱塗りの鮮やかなものが多いけど伊勢神宮の社殿はは白木で出来ています。それに真っ白の玉砂利が敷き詰められて清々しさを感じます。

参拝後はおかげ横丁をちょっとだけ歩きました。赤福の店は相変わらず大繁盛でした。
下はみやげもの屋の招き猫。
20070220000748.jpg

おかげ横丁を歩いている時雨が随分ひどくなりました。寒いし風邪をひくといけないので5時半に鳥羽水族館近くの旅館に投宿。お風呂に入って夕食を食べて明日に備えて早く寝る。

 | HOME | 

Appendix

ヨンボルゲン

ヨンボルゲン

週末は近畿圏内をうろうろしています。
絵を描くのが好きです。

ホームページ アフィリエイト レンタルサーバーFC2ブログ

Monthly

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks